2024年4月以降、県警の現職警察官3人が相次いで逮捕された一連の不祥事をめぐって、鹿児島県警は29日の定例記者会見で、苦情や意見が約240件寄せられていることを明らかにしました。


鹿児島県警本部・野川明輝本部長
「警察という職を志した人材が、志を全うできないばかりか、誤った道に足を踏み込むのはとても残念」


県警では2024年4月以降、捜査資料を第三者に渡し、情報を漏えいした地方公務員法違反、不同意わいせつ、盗撮の疑いで3人の現職警察官が相次いで逮捕されました。

これらの不祥事を受けて、県警にはこれまでに「警察は何をやっているんだ」「信頼を取り戻す努力をしてもらいたい」といった苦情や意見、約240件が寄せられていることが29日の定例会見で明らかになりました。

内訳は情報漏えい関連が約90件、不同意わいせつ関連が約50件、盗撮関連が約100件となっています。

また県警は、これまでに情報の漏えいが確認されている304人に順次、通知と謝罪を行うとしていますが、29日現在で258人に通知と謝罪を行ったということです。

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