5月20日、静岡県袋井市で会社の敷地内に置いてあった鉄筋が大量に盗まれました。わずか5分ほどの犯行でしたが、防犯カメラがその様子を捉えていました。

防犯カメラは見た!

暗闇の中で時折光る、何かを照らすような明かり…。

ビップ株式会社・坪井 敦 工場長:
山になっている状態でこの鉄筋が。それをこの隙間から抜き取ったというかたちなのかな

目撃された「鉄筋泥棒」

5月20日、袋井市の鉄筋加工会社で目撃されたのは「鉄筋泥棒」。

午後11時半ごろ、突然暗闇の中を照らす光が現れます。よく見ると光は2つ。泥棒は1人ではないようです。

そして、光が現れてからわずが5分後…。ライトを点けた車が去っていく様子がわかります。

菱川 拓斗 記者:
犯行現場ではフェンスが破られていて、ここから鉄筋が持ち去られたとみられています

金網を切断し鉄筋を抜き取ったか

車に乗ってきた泥棒は、金網を切断。空いた穴から鉄筋を抜き取り、持ち去ったとみられています。

すぐそばには、切られた金網とみられる破片も落ちていました。

鉄筋が狙われた理由について、鉄筋加工会社の工場長はこう話します。

ビップ株式会社・坪井 敦 工場長:
(ここ数年で)もう倍以上には単価も上がっている。いま、鉄は

被害額は10万円超

今回盗まれたのは500kgから1トンの鉄筋。被害額は10万円以上になると言います。

「返ってこなくていいから捕まえてくれ」

ビップ株式会社・坪井 敦 工場長:
返ってこないというのはわかっているので、返ってこなくていいから捕まえてくれ。またこれが立て続けに続くようだったら悔しいという気持ちだし、腹立たしいという風になってくるかなと

鉄筋を盗まれた会社では、既に警察に被害届を提出しているということです。

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