2023年12月、井原市の駐在所のバイクに放火したなどの罪に問われている女の裁判で岡山地方裁判所は5月28日、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと広島県福山市の自営業、前田渚被告(46)は2023年12月23日、井原市のスーパーで万引きし、その翌日に井原警察署高屋駐在所で灯油をまき散らすなどして、バイクや建物に放火したものです。

岡山地裁で開かれた28日の公判で村川主和裁判長は、「万引き後、逃走時に落とした車のカギから自らの犯行が発覚することを恐れ、カギが保管されているかもしれない駐在所を燃やし、万引きの犯行を隠そうとする意思決定は強い非難に値する」などと指摘。

一方で、前田被告は損害賠償金を支払い、反省の意思を示していることから懲役5年6カ月の求刑に対し、懲役2年の判決を言い渡しました。

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