台風からの暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発になっており、西日本を中心に非常に激しい雨が降っている。

大雨・洪水警報が出ている和歌山県の北部に位置する海南市から、関西テレビ・秋山未来記者が28日午後3時45分現在の様子を中継でお伝えする。

午後3時ごろから海南市で取材をしているが、雨と風は強まったり弱まったりを繰り返している。

スーパーやホームセンターが立ち並ぶ場所は、大雨の影響で通行人などの人通りはほとんどない。

午前中には、海南市以外にも白浜町などの南のエリアで取材をしていたが、その時には真っすぐ立っていられないほどの雨と風が強かった時間もあった。

海南市を流れる日方川の水は、茶色く濁った濁流となっている。
そして近くに行くと、ゴーっという強い音が聞こえるほど、流れも勢いも強まっているのが確認できる。

そして、川の中の水をよく見ると、時折、ペットボトルや木の枝が流れてくる時もあり、そこからも流れの強さが確認できる。

2023年6月、同じころに和歌山県北部では線状降水帯が発生し、日方川も氾濫危険水位を超えたため、川の近くに住んでいる人からは「今回も心配だ」という声が聞かれた。

今後も暴風や土地の浸水に警戒が必要。

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