未成年者による薬物乱用の増加を受け、大阪府警は堺市の高校で出前授業を行いました。

大阪府警が堺市の精華高校で行ったのは、薬物乱用を防止する出前授業です。

■大麻に関する事件で検挙などの未成年 去年は過去最多

大阪府警によると去年、大麻が関連する事件で検挙、補導された未成年者は199人と過去最多となっていて、ことしに入ってからも検挙数は去年と同じペースだということです。

大麻は身近な人からの誘いから安易に手を出してしまうケースが多く、授業では友人や先輩に誘われた時の断り方なども紹介されました。

■「先輩であってもダメなことはしっかり断る」と生徒

【精華高校2年 男子生徒】「正直友達同士やったら断りづらいっていうのもあると思いますし、先輩方やと、尊敬したり信用したりする場面もあると思うんですけど、ダメなことはしっかり断らないといけないなと実感しました」

【大阪府警少年課 泉川容子さん】「正しい知識を身に着けていざという時にしっかり断れるようにということで、授業をさせていただきました。『自分のために断る』ということをしてほしい」

大阪府警は少年の薬物乱用を減らすため、今後も注意を呼びかけていきたいとしています。

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