26日も鳥取・米子市で32.5度を観測するなど、西日本を中心に各地で真夏日となった。
こうした中、暑さ対策で開催時期をずらした福島県の祭り「相馬野馬追」がハイライトを迎えた。
打ち上げられた神の旗・御神旗をめがけて一斉に駆け出す騎馬武者たちの姿が見られたのは、福島県の伝統の祭り「相馬野馬追」。
2日目の26日は祭りのハイライト・神旗争奪戦や、のぼりをなびかせながら速さを競う「甲冑(かっちゅう)競馬」などが行われた。
観客「暑かったけど、暑さも忘れるくらい夢中になって見入ってしまいました」、「すごかった。かけっこみたいに走ってるお馬さんが速かった」
熱中症対策で、2024年から開催時期が7月から5月に前倒しされた相馬野馬追。
26日は南相馬市に近い相馬市で最高気温が26度まで上がり、夏日となったが、消防によると、熱中症で運ばれた人はいなかったという。
26日は西日本などで特に気温が上がり、真夏日となったところも出ている。
最高気温が30度を超え、2024年初めて真夏日となった福岡市。
福岡タワーでは、577段の階段をのぼるイベントが開かれた。
参加者「(Q. きつくない?)きついです!」、「はあー、ちょっと後悔してる」
悪戦苦闘する参加者。
それでも、ゴールすると展望台からの景色を楽しんでいた。
参加者「最後までのぼりきってうれしいと思った」
26日は鳥取・米子市で32.5度、大分・日田市で32.3度を観測するなど、25日を上回る59地点で真夏日となった。
東京都心も最高気温が26度を超え、6日連続の夏日に。
隅田川では、ボートや水上バイクなどマリンスポーツを楽しむイベントが開かれた。
自らボートを操縦する子どもたちは、笑顔を見せていた。
参加者「楽しかったです。暑いときに水遊びするのがよかった」、「見た目以上にスピードが出ていて、楽しかったです。スカイツリーを見ながらぜいたくでした」
会場では、水上バイクのデモンストレーションや、アクアボードのフライングショーも行われ、来場者を楽しませていた。
各地で季節外れの暑さが続く中、静岡・西伊豆町では、地元の名産で夏に人気の食べ物「ところてん」を無料で振る舞うイベント「天草・ところてん祭り」が開かれた。
つき棒を使って器に押し出されたところてんを三杯酢やきな粉、黒蜜などをかけて食べていた。
来場者「うまい。タダと思うと、よりうまい」、「すごくさっぱりしててちょうどいい、きょう特に暑いので」
石川・金沢市では、サッカー日本代表の板倉滉選手(27)のチャリティーイベントが開催され、未来の代表を夢見る子どもたちと汗を流した。
日本代表・板倉滉選手「いろいろご飯とかも出ているので、いっぱい食べてください」
板倉選手は、元日の能登半島地震を受け、石川県を元気づけたいとして約170人の子どもたちを招き、ミニゲームを行った。
参加した子ども「強いしうまい。もっとサッカー選手になりたいと思った」
サプライズゲストとして同じ日本代表の冨安健洋選手(25)も登場し、イベントを盛り上げた。
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