警察署で保管されていた現金を盗んだなどとして、窃盗などの罪に問われている元巡査長の男の初公判が岡山地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、岡山南警察署の元巡査長、松岡和寛被告は、事件の証拠品として保管されていた現金約300万円を盗んだなどとされています。

初公判で松岡被告は、起訴内容を認めました。検察側は、「被告はギャンブルに手を出し、消費者金融などから借金をするようになった。上司から注意や指導を受ける可能性を恐れて犯行に及んだ」などと指摘し、松岡被告に懲役3年を求刑しましたした。

一方、弁護側は、「すでに全額弁償し、ギャンブル依存症を克服するためのプログラムなどを受けている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。判決は6月12日に言い渡されます。

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