栃木・那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、夫婦の娘と内縁関係の男が警察署を訪れ、「夫婦が経営する飲食店で違法な行為が行われている」などと話していたことが新たにわかった。

飲食店経営の宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、19日、指示役の佐々木光容疑者(28)が殺人の疑いで再逮捕された。

その後の取材で、首謀者とみられる関根誠端容疑者(32)が2月下旬、警視庁の上野警察署を訪れ、「夫婦が経営する飲食店で、外国人を不法就労させるなど違法な行為が行われている」などと話していたことが新たにわかった。

その後の調べで、夫婦の店に摘発するような違法性はなかったという。

警視庁は、関根容疑者がうその話で夫婦を陥れようとしたとみて調べている。

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