今年2月、新潟県新発田市で書類を偽造して購入した軽自動車を無免許で運転した疑いで、無職の男(63)が逮捕されました。

有印私文書偽造・同行使、道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕されたのは新発田市新栄町の無職の男(63)です。

男は去年11月、自動車を購入するため、知人男性の名義で購入しようと考え、それに必要となる男性の住民票の写しを不正に入手しようと、男性の委任状がないにも関わらず、交付請求書と委任状が一体となった用紙の委任状欄に男性の名前を記入したうえ、押印し、委任状を偽造したほか、今年2月27日に新発田市中央町4丁目地内の道路で、免許の交付を受けず軽自動車を運転した疑いが持たれています。

警察によりますと、男は以前、交通違反のため免許の取り消し処分を受けていましたが、パトロール中の警察官が車を運転している男を見つけ、話を聞いたところ、免許証を持っておらず、車の名義人も男と違うことが判明したということです。

警察の調べに対し、男は「無免許運転をしたことに間違いありません」と容疑を認めていて、有印私文書偽造・同行使については、車の名義人が男の知人であることから共犯の可能性もあるとして警察は認否を明らかにしていません。

警察は事件の経緯を調べるとともに、他にも余罪がないかなど詳しく調べています。

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