京都市内にある幼稚園と小学校では、13年前に交通事故で亡くなった男の子が育てていたひまわりの種を植え、命の大切さや交通ルールを学ぶ取り組みが行われました。
17日、京都市下京区にある楊梅幼稚園と下京雅小学校で行われたのは「ひまわりの絆プロジェクト」です。
■事故で亡くなった4歳の園児 両親が警察に託した「ひまわりの種」
このプロジェクトは2011年、京都府内の交通事故で死亡した4歳の男の子が育てていたひまわりの種を両親が京都府警に託したことをきっかけに始まりました。
子どもたちは、ひまわりの種を植えて育てることを通じて、命の大切さや交通ルールを学びます。
この日は、小学1年生と年長の85人が参加し、横断歩道の正しい渡り方を学んだ後、ひまわりの種を植えました。京都府警・下京署の岡本茂署長は「交通ルールを正しく学んで実践し、習慣づけしてほしい」と話しました。
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