10年前、鶴岡市出身の女性が新潟県内で殺害された事件で、一審で無期懲役を言い渡された男の控訴審の判決公判が17日に開かれた。東京高裁は、それぞれの控訴を棄却し一審判決を支持した。

この事件は2014年、喜納尚吾被告が、鶴岡市出身の当時20歳の女性が運転する車に乗り込んで連れ去り、殺害するなどした罪に問われたもの。

一審の新潟地裁では、検察は「死刑」を求刑し、弁護側は「無罪」を主張する中、新潟地裁は2022年、「無期懲役」の判決を下していた。
この判決に対しては、検察と喜納被告、双方が控訴していた。

17日、東京高裁で開かれた控訴審の判決公判で、齊藤啓昭裁判長は、検察側・弁護側双方の控訴を棄却して、一審の「無期懲役」の判決を支持する判決を言い渡した。

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