プロのスタントマンによる交通事故の再現を通して、中学生に交通安全の意識を高めてもらう教室が白鷹町の中学校で開かれた。

この交通安全教室は、事故の恐怖を実感することで交通ルールの大切さを知ってもらおうと、JA山形おきたまが管内の中学校や高校で開いているもの。

14日、白鷹中学校で開かれた教室では、全校生徒322人を前に、スタントマンが交差点での自転車と自動車の衝突事故を再現した。
ボンネットや地面にたたきつけられるスタントマンの姿を見た生徒たちからは、その衝撃の大きさに悲鳴や驚きの声が上がり、事故の悲惨さを実感した様子だった。

(3年生)
「びっくりした。ああなるとは思っていなかった。気をつけたいと思った」
「自転車にもルールがあるということをしっかり覚えて、これからの生活で活かしていきたい」

教室ではこのほか、一時停止違反が原因の出会い頭の衝突事故や、交差点での巻き込み事故が再現された。
事故につながりかねない危険な行動を確認した生徒たちは、改めて交通安全への意識を高めていた。

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