■必要な申請せず 患者情報を個人PCに保存

近畿大学は、近大病院の産婦人科の患者およそ2000人分の名前や診療情報などの個人情報が漏洩した可能性があると発表しました。

近畿大学によると、近大病院の産婦人科の非常勤医師が、必要な申請をしないまま患者の氏名や診療情報などのデータを個人のパソコンに研究目的で保存していました。

■サポート詐欺の被害 データ遠隔操作で「個人情報」閲覧可能な状態に

しかし、ことし2月、パソコンがサポート詐欺の被害にあい、保存された2003人分の患者データが遠隔操作でおよそ3時間閲覧できる状態になっていたということです。

これまでに情報の悪用などは確認されていません。

■胎児エコー動画の取り違えも発生

また、ことし3月、妊婦検診で撮影した胎児エコーの動画について、別の患者のデータを渡す事案も発生していたということです。

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