不動産経済研究所が19日発表した近畿2府4県の11月の新築マンション発売戸数は前年同月比69・4%増の1730戸で、4カ月ぶりに前年同月を上回った。秋商戦が好調で、神戸市のJR垂水駅前で300戸を超える大規模物件が発売されたことも全体の数字を押し上げた。  1戸当たりの平均価格は2カ月連続で下落し、1・1%低い5225万円となった。  大阪市内の発売戸数は49・6%増の335戸、京都市は18・3%減の143戸だった。神戸市は約12・3倍の577戸で大阪市内を上回った。

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