TikTokのロゴ(ロイター=共同)
【ブリュッセル共同】EU欧州委員会は17日、ロシアによる介入の疑いが指摘されるルーマニア大統領選を巡り、中国系動画投稿アプリ「TikTok」を正式に調査すると発表した。サービスの悪用を防ぐための適切な対策を講じず、法令に違反した疑いがあるとみて調べる。 EUの「デジタルサービス法(DSA)」は、違法なコンテンツの排除などを巨大IT企業に求めている。欧州委は今月5日、DSAに基づき、TikTokに対しルーマニア大統領選に関するデータや証拠の保全を命じていた。 大統領選では同国の憲法裁判所が、親ロシア派のジョルジェスク氏が首位となった11月の第1回投票を無効とし、選挙のやり直しを命じた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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