京都・清水寺周辺を散策する外国人観光客ら=4月17日
観光庁が30日公表した宿泊旅行統計(1次速報)によると、3月に国内のホテルや旅館に泊まった日本人と外国人は、前年同月比8・2%増の延べ5485万5800人だった。このうち外国人は68・2%増の1269万6350人で、単月の最多人数を更新した。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行して間もなく1年となる中、客足は順調に回復が続いている。 外国人に有利な円安が加速しており、今後も外国人の宿泊客の増加が見込まれそうだ。 3月の日本人客は、2・3%減の4215万9450人だった。 これまで単月での外国人客の最多は2023年12月の1230万2500人。
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