29日の外国為替市場で円相場が一時急騰したことについて、財務省の神田真人財務官は30日、記者団の取材に応じ、「過度な変動が国民生活に悪影響を与えてしまう場合はしっかりと対応したい」と語った。為替介入の有無にはこの日も言及しなかった。
30日午前8時半現在の円相場は1ドル=156円台前半と、前週末夕よりも円高ドル安に傾いている。29日には、160円台を付けた後に円高ドル安が急速に進行するなど、短時間のうちに大きく乱高下する場面があった。市場では、政府・日本銀行が為替介入したとの観測が広がった。
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