講演するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

ソフトバンクグループ(SBG)は27日、国内の個人向け社債3500億円の発行条件を決めた。7年債で利率は年3.15%と、5月に条件決定した5500億円の7年債から0.12ポイント上がった。

調達資金は2023年8月に傘下のビジョン・ファンドから英半導体設計アーム株を取得した際の未払い金の一部に充てる。SBGの後藤芳光・最高財務責任者(CFO)は日本経済新聞の取材に「我々の商品への個人の需要が強く、当社の資金計画とウィンウィンだ」と語った。

償還期限は31年12月11日。申込期間は11月28日〜12月10日で、払込期日は12月11日とした。SMBC日興証券やSBI証券など11社が引き受け、個人に販売する。日本格付研究所(JCR)から「シングルA」の格付けを得た。

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