足利銀行は21日、宇都宮市で「ものづくり企業展示・商談会」を栃木県や県内の8つの信用金庫・組合などと共同で開いた。県内を中心に191の企業・団体が独自の技術や製品を各ブースで披露したほか、交流や商談に臨んだ。2011年から毎年開き14回目。
市内の展示場「マロニエプラザ」で開き、約1400人が来場した。金属屋根製造のカナメ(宇都宮市)は屋根の上を雨水が流れる様子を再現して性能を訴えた。ル・フェステ(同)は廃棄生地などを再生した素材で作るオーダメードの作業服を紹介した。宇都宮大学が24年度に新設したデータサイエンス経営学部も出展した。
事前予約による個別商談も214件に達した。開催のあいさつで足利銀の清水和幸頭取は「我々地域金融機関は従来の取引領域はもちろん、本展示・商談会をはじめとした本業支援でも顧客の課題解決を支援していく」と強調した。
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