21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比76銭円高ドル安の1ドル=154円89~92銭。ユーロは1円44銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円21~25銭。  ウクライナ情勢悪化への懸念から、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが広がった。  21日午後には日銀の植田和男総裁が東京都内で講演。発言内容に注目が集まっていたが、市場では「あまり大きなサプライズはなかった」(外為ブローカー)との声があった。

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