市街地再開発で建設されたタワーマンション=10月、東京都中央区
不動産経済研究所が20日発表した首都圏(1都3県)の10月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比で40・7%高い9239万円だった。東京23区で高額物件のまとまった販売があり、売れ行きが好調だったことが押し上げの要因。発売戸数は23・4%増の1833戸で、7カ月ぶりに増加した。 調査担当者は発売戸数の増加を「前年同月に大幅減だった反動が大きい」と指摘。人手不足を背景に年内は供給数が少ない状態が続きそうだと見通した。 地域別の平均価格は、東京23区が48・6%高い1億2940万円で、1億円を超えるのは6カ月連続。23区以外の都内は14・6%上昇の6445万円。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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