20日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。下げ幅は一時200円を超えた。ウクライナ侵攻を巡りロシアが核兵器の使用基準を引き下げ、地政学的リスクが意識されたことが相場の重しとなった。  午前終値は前日終値比172円08銭安の3万8242円35銭。東証株価指数(TOPIX)は12・36ポイント安の2697・67。  国際情勢の不透明感から自動車などの輸出企業の株に加え、海運や空運株に売り注文が出た。米半導体大手エヌビディアが決算発表を日本時間21日朝に予定しており、半導体関連銘柄などは積極的な売買が手控えられた。

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