26日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日に800円超下げた反動で、割安感の出た銘柄を中心に買い注文が優勢となった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、様子見姿勢が強まり持ち高調整の売り注文が出て、下落に転じる場面もあった。
午前終値は前日終値比151円87銭高の3万7780円35銭。東証株価指数(TOPIX)は9・54ポイント高の2673・07。
半導体関連株の上昇が目立ち、平均株価は一時200円超上昇した。朝方には買いが一巡する場面があり、方向感のない値動きが続いた。国内企業の決算発表が本格化しており、業績が市場の期待を下回った銘柄を売る動きが見られた。
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