東京証券取引所=東京都中央区

26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。前日に800円超下げた反動で、割安感の出た銘柄を中心に買い注文が先行。その後は日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えて様子見姿勢が強まり、持ち高調整の売り注文も出た。

午前10時現在は前日終値比27円71銭高の3万7656円19銭。東証株価指数(TOPIX)は1・46ポイント安の2662・07。

取引開始直後は半導体関連株の上昇が目立ち、平均株価は150円超上昇した。ほどなく買いが一巡し、方向感のない値動きが続いた。国内企業の決算発表が本格化しており、業績が市場の期待を下回った銘柄に売り注文が集まった。

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