林芳正官房長官は5日の記者会見で、東京証券取引所が同日から現物株の取引終了時間を午後3時から午後3時30分に延長することに触れた。「市場利用者の利便性や国際競争力などの向上を通じた市場機能の強化が図られることを期待している」と述べた。
「政府も引き続きコーポレートガバナンス(企業統治)改革や金融・資産運用特区の推進などに取り組み、日本金融市場の国際競争力を高めたい」とも語った。
東証の取引時間は延長後もなお世界の主要取引所と開きがある。海外投資家らからは欧州の取引が始まる日本時間午後4時ごろまで延ばしてほしいとの要望が根強い。
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