大阪府内のホテルや旅館の宿泊者に課す「宿泊税」を引き上げる改正条例が5日、府議会で賛成多数により可決、成立した。1人1泊当たり100~200円増額し、最高で500円。課税対象も現行の1泊7千円以上から5千円以上に広げる。年間税収は約25億円から80億円程度に増える見通しで、外国人観光客の受け入れ環境整備や観光振興強化に充てる。  総務相の同意と事業者への周知期間を経て施行。早ければ2025年4月開幕の大阪・関西万博会期中に適用される。改正後は1泊1万5千円未満が200円、2万円未満が400円、2万円以上が500円となる。


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