信濃毎日新聞社は5日、長野県松本市に完成した新印刷工場「松本印刷センター」の始動式を開いた。免震構造の鉄骨4階建て延べ約1万平方メートルで、輪転機2セットを設置。豪雨災害に備えるため1階の床を高くし、浸水防止のドアを設けた。11日から稼働し、紙面の印刷を始める。  小坂壮太郎社長は式後の祝賀会で、経営の根幹を支えるのは引き続き紙の新聞であると確信し、新工場への投資を決めたと説明。「地域で築き上げてきたジャーナリズムの伝統、読者とともに歩む姿勢を着実に末永く続けたい」と述べた。


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