斉藤鉄夫国土交通相は26日の記者会見で、IHI子会社のIHI原動機によるエンジンの燃費データ改ざんに関して「事実関係の確認を行った上で厳正に対応する」と強調した。ダイハツや日野自動車、豊田自動織機などメーカーで不正が相次いでいることに触れ「日本のものづくりの現場で技術者魂が失われているのではないかと危惧している」とも述べた。  エンジンの納入先は海上保安庁などが含まれている。研究者や技術者として勤務経歴がある斉藤氏は「予測から外れたデータが出たときに宝の山があるから技術者は注目せよと教えられてきた。ものづくり大国の基礎を支える技術を育てるため私も取り組んでいきたい」と力説した。


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