25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日からの下げ幅が一時700ドルを超えた。終値は前日比375・12ドル安の3万8085・80ドル。朝方発表された1~3月期の物価指数の伸び率が大きかったのを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの懸念が強まった。
前日に決算を発表したITのメタ(旧フェイスブック)の成長鈍化予測を受け、業績不安からIT銘柄が売られたことも相場を押し下げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、100・99ポイント安の1万5611・76。
個別銘柄では、ITのIBMや建設機械のキャタピラーの下落が目立った。医薬品のメルクは買われた。(共同)
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