東京商工リサーチ福岡支社が1日までに発表した調査によると、1年前と比べて借入金利が「既に上昇している」と回答した九州・沖縄企業が全体の42%に達した。4月の前回調査から27ポイント急増した。日銀の政策変更をきっかけに、金融機関が貸出金利の見直しを進めた影響が一段と強まっている。
借入金利の変化について見通しを尋ねたところ、「既に上昇」と答えた企業が最も多く、「24年12月までに上昇」と答えた企業も26%あった。全体の9割超が金利が上昇したか今後上がる見込みと回答した。
メインバンクから借入金利を現状の水準より0.1%引き上げると打診された場合、「受け入れる」とした企業は84%に達した。4月の前回調査から8ポイント上昇した。
調査は10月1〜8日に実施。九州・沖縄に本社を置く479社から回答を得た。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。