北日本銀行と学校法人の龍沢学館(盛岡市)は21日、人材育成に関する包括連携協定を結んだ。中小企業経営者・従業員のスキル向上の講座を企画するほか、若者の岩手県内での就職を後押しする事業を検討する。

石塚恭路・北日本銀行頭取㊨と龍沢尚孝・龍沢学館理事長(21日、盛岡市)

まずデジタルトランスフォーメーション(DX)のスキルを短期間で習得する講座開設を目指す。北日本銀行内でDX育成プログラムを試行、外部向けに早ければ「年内にも」(龍沢学館の龍沢尚孝理事長)提供できるようにしたいという。

「人生100年時代の人づくり」のプラットフォームを構築し、地域に還元するのが連携目的。中小企業にネットワークを持つ北日本銀と豊富な教育実績がある龍沢学館が互いの資産を生かすことで合意した。

両者は連携内容として雇用・人材育成の課題解決や人的・経営資本の相互連携を掲げた。龍沢学館は中高一貫校や専門学校など13校を運営している。

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