みずほ銀行は21日、大阪市内でスタートアップ向けのイベント「みずほ関西・共創フェス」を開催した。社会課題の解決を目指すスタートアップが投資家や企業にプレゼンテーション形式でビジネスアイデアを披露する機会などを設け、持続可能な社会づくりに向けた新興企業の成長を後押しする。
今回のイベントは環境や社会の課題解決と利益追求の両立を目指す「インパクトビジネス」をテーマとし、エネルギーや教育関連の事業などを手掛けるスタートアップ27社が参加した。スタートアップとの協業の機会を探る大企業やベンチャーキャピタル(VC)の担当者などもあわせて、参加者は約350人(オンライン含む)に上る。
インパクトビジネスについて、みずほ銀の丹羽琢己副頭取は「企業だけでなく社会全体のムーブメントとして定着させる必要がある」と述べた。スタートアップと大企業などとのつながりを生むことで「将来の日本に対する新しいヒントが出てくることを期待している」とした。
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