ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比201・36ドル高の4万3065・22ドルで取引を終えた。終値として2営業日連続で最高値を更新し、初めて4万3000ドル台に乗せた。米景気の先行きへの期待から買い注文が膨らんだ。  米連邦準備制度理事会(FRB)が11月に追加利下げを決めるとの見方を背景に、物価高を抑えつつ景気後退を回避するソフトランディング(軟着陸)実現への期待が高く、買いを支えた。  幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は44・82ポイント高の5859・85と、2営業日連続で終値最高値を更新。ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、159・75ポイント高の1万8502・69だった。  個別銘柄ではファストフードのマクドナルド、ITのアップルの上昇が目立った。建設機械のキャタピラーは売られた。


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