近鉄百貨店が11日発表した2024年8月中間連結決算は、純利益が前年同期比20・3%増の14億円、本業のもうけを示す営業利益は31・7%増の19億円だった。訪日客の免税と外商の売り上げが増えた他、収支改善のため取り組むフランチャイズ事業などの店舗構造改革が奏功し、百貨店事業が好調だった。  売上高は0・3%減の557億円だった。内装業を営む子会社で前年度に大口工事があり、反動減の影響を受けた。  大阪市内で記者会見した梶間隆弘社長は、各店舗で積極的に導入を進めてきた食品スーパー「成城石井」といったフランチャイズ事業による成果を強調し「利益率が高まった」と述べた。


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