中国財務局松江財務事務所と島根県信用保証協会は、島根県内の金融機関や県庁、経済団体など企業支援に関わる機関の若手職員を対象に合同研修会を開いた。厳しい経営環境が続く県内の中小企業に、関係機関が連携して柔軟に支援できるようにすることを目指す。
4日に松江市内で開催した研修会には76人が参加した。金融庁が作成した「業種別支援の着眼点」などを教材に、講義やグループワーク形式でノウハウを学んだ。
新型コロナウイルス禍での資金繰りを支援する実質無利子・無担保の融資制度「ゼロゼロ融資」の返済が本格化している。物価高などもあり経営環境は厳しい。帝国データバンクによると、島根県内の2024年上半期の倒産件数は26件と高水準で推移している。
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