日銀は7日、10月の地域経済報告(さくらリポート)を公表した。全国9地域のうち、北陸、東海の2地域について景気判断を引き上げた。判断を引き下げた地域はゼロで、残る7地域は前回(2024年7月)から据え置いた。多くの地域で「緩やかに回復」または「持ち直し」の基調が続いている。
7日に3カ月に1度の支店長会議を開きリポートをまとめた。東海は百貨店で高額品の販売が好調となるなど、個人消費が堅調に推移した。北陸は記録的豪雨の影響などがみられるが、能登半島地震の復興需要で個人消費や公共投資が増加した。
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