週明け7日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落した。大手銀行によると、朝方に一時1ドル=149円10銭近辺を付けた。8月中旬以来、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。  午前10時現在は前週末比2円12銭円安ドル高の1ドル=148円42~43銭。ユーロは1円45銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円78~86銭。  4日に発表された米雇用統計が市場予想を上回り、米経済の底堅さが意識された。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退したことで、ドルを買って円を売る動きが先行した。  市場では「米経済の動向に振り回される状況が続いている」(大手証券関係者)との声があった。


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