ブリュッセルのEU本部(共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は4日、中国から輸入するEVに追加関税を課す方針について、EU加盟国から必要な支持を得たと発表した。一方で、中国とは「別の解決策」を見つけるために協議を続ける方針も表明。中国製EVの攻勢を受ける欧州の自動車産業を保護しつつ、中国との摩擦激化を避ける道を探る。  4日にEU加盟国に追加関税の賛否を問う投票を実施した。欧州メディアによると、EU27カ国のうち、フランスやイタリアなど10カ国が賛成し、ドイツやハンガリーなど5カ国が反対、12カ国は棄権した。  欧州委は昨年10月から調査を始め、今年6月に追加関税を課す方針を公表した。


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