3日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=147円25銭を付けた。前日から3円以上下落し、約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。日銀の追加利上げに肯定的とみられていた石破茂首相が2日、慎重な発言をしたことで、利上げ観測が遠のき、日米の金利差が当面開いたままになるとの見方から円売りドル買いが進んだ。株式市場では円安を追い風に輸出関連株が買われ、日経平均株価(225種)の上げ幅が一時1000円を超え、金融市場は荒い値動きとなった。  午後5時現在の円相場は前日比2円40銭円安ドル高の1ドル=146円45~46銭。


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