週明け30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台前半で取引された。  午後5時現在は前週末比81銭円高ドル安の1ドル=142円37~39銭。ユーロは28銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円12~16銭。  次期首相に就任する石破茂自民党総裁が日銀の金融政策運営を否定しないとの見方が意識された。日銀が利上げしやすくなるとの思惑から円買いドル売りが優勢だった。日経平均株価の大幅な下落が、比較的安全な資産とされる円を買う動きにもつながった。  市場では「国内輸出企業による実需の円買いもあった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。


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