武蔵野銀行は10月1日から勤務時にスーツや制服以外の服装を認める「ビジネスカジュアル」を全店で導入する。開始に合わせて女性従業員の制服を廃止する。従業員の多様性を尊重し、働きやすい職場づくりを進める。

武蔵野銀行はビジネスカジュアルを全店で導入する

同行は基本的な考え方として「清潔感がある」「TPO(時・場所・場面)にふさわしい」「機能的で、業務遂行にふさわしい」の3点を示した。服装例も挙げ、男性は季節を問わずノーネクタイで過ごすことを認め、襟付きシャツやポロシャツ、折り目のあるスラックスやチノパンなどを示した。

女性の場合はブラウス、ニット・カットソー、スカートやチノパンなどを挙げた。これらを基に従業員が勤務時の服装を選べるようにする。

ビジネスカジュアルの導入は近年、全国の金融機関で進んでおり、高知銀行でも10月から試行が始まる。武蔵野銀行は2022年度から本部での服装自由化を実施し、2年半の間に従業員の自律性が生まれるなどの効果があったという。

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