岩見島根労働局長㊧から認定通知書を受け取った山陰合同銀行の吉川代表取締役専務執行役員(24日、松江市)

山陰合同銀行は、女性の活躍推進に取り組む企業として厚生労働省が認定する最高峰の「プラチナえるぼし」の認定を取得した。24日、島根労働局の岩見浩史局長から認定通知書の交付を受けた。金融機関としては中四国地方で初となる。

2023年度の管理職(係長級以上)の女性比率28.9%、行員の年次有給休暇の取得率が90%と、同行が定めた目標を達成。あわせて女性行員比率40%以上などの基準も満たし、認定が決まった。

山陰合銀では24年に吉岡佐和子氏が女性で初めて代表権を持つ役員に就任、話題となった。2018年には子育て支援に積極的な企業を認定する「プラチナくるみん」の認定も受けている。プラチナのダブル認定は中国地方で初めて。

同日の交付式で、吉川浩・代表取締役専務執行役員は「認定はとてもうれしい。女性活躍推進という言葉がなくなるくらい、様々な立場で様々な人が活躍できるようこれからも取り組みを進めたい」と述べた。岩見局長は「銀行として多くの企業と接触するなかで、女性活躍推進の取り組みを広めてほしい」とエールを送った。

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