「スーパーはくと名探偵コナン号」の車内=2023年12月、鳥取市

兵庫、鳥取、岡山の3県などが出資する第三セクター智頭急行(鳥取県智頭町)は23日、JR西日本とともに運行する特急の特別列車で、人気漫画「名探偵コナン」の絵柄が印刷された座席の枕カバー8枚を紛失したと発表した。盗難の可能性が高いとして、被害届を出す方向で鳥取県警に相談している。

鳥取県庁で記者会見した西尾浩一社長は「もし魔が差して取ってしまったなら、返してほしい」と呼びかけた。

紛失があったのは、鳥取県と京阪神を結ぶ特急の「スーパーはくと名探偵コナン号」。枕カバーは、グリーン車を除く座席の背面上部に面ファスナーで取り付けてある。昨年12月の運行開始以降、枕カバーがなくなっていることを智頭急行が把握し、4月中旬、県警に相談した。転売は確認されていないという。

コナン号は来年の2025年大阪・関西万博に合わせ観光客を増やそうと、鳥取県出身の漫画家、青山剛昌さんの作品にちなんで智頭急行や県が企画した。

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