週明け22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=154円85銭と1990年6月以来、約34年ぶりの円安ドル高水準を付けた。最近の堅調な米経済指標を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が予想されていたより長く高水準の政策金利を維持するとの見方が強まり、日米金利差を意識したドル買い円売りが優勢となった。
午後5時現在は、前週末比23銭円安ドル高の1ドル=154円80~90銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0648~58ドル、164円91銭~165円01銭。
一方、日本政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、値動きは限られた。(共同)
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