週明け9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。  午後5時現在は前週末比64銭円安ドル高の1ドル=143円15~17銭。ユーロは13銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円30~34銭。  米労働省が前週末6日発表した8月の雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が意識され、円買いドル売りがやや先行した。その後は利益確定を狙ってドルを買い戻す動きが優勢となり、円安が進んだ。  外為ブローカーは「米雇用統計後の激しい値動きは落ち着いた」とした上で、11日に発表予定の米消費者物価指数の結果次第では、相場が再び荒れると予想した。


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