「ディールオブザイヤー」の授与式で記念撮影する日本M&Aセンターの三宅卓社長(左)と栃木銀の仲田頭取(2日、宇都宮市)

栃木銀行はM&A(合併・買収)仲介の日本M&Aセンターが地銀などを対象に表彰する「M&Aバンクオブザイヤー」で「ディールオブザイヤー」を初受賞したと発表した。2023年度に栃木県内の個人農家から県外企業への事業承継を仲介した案件が地域貢献度の高さなどから評価された。

表彰は12年から実施する。栃木銀はこれまでも「地域貢献大賞」などに選ばれ5年連続の受賞となった。2日に日本M&Aセンターが栃木銀本店で開いた授与式で仲田裕之頭取は「栃木は農業県で当行も農家支援の専担者を置いている。今後も後継者に悩む農業事業者の課題解決に取り組みたい」と述べた。

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