ニューヨークの証券取引所のトレーダー=8月5日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】連休明け3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに大幅反落し、前週末比626・15ドル安の4万0936・93ドルで取引を終えた。前週末まで2日連続で最高値を更新したことなどを背景にハイテク株を中心に利益確定の売り注文が膨らんだ。  米サプライ管理協会(ISM)が朝方発表した8月の製造業総合景況指数が市場予想を下回ったことも投資家心理を冷やした。6日に米雇用統計の発表を控える中、積極的な買いが手控えられたことから、前週末終値からの下げ幅が780ドルを超える場面もあった。  ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、577・33ポイント安の1万7136・30。  個別銘柄では、半導体のインテル、航空宇宙機器のボーイングの下落が目立った。通信のベライゾン・コミュニケーションズは買われた。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。