コンビニ各社が韓国コスメを販売し、群雄割拠の様相となっている。コストパフォーマンス(費用対効果)に優れた化粧品が交流サイト(SNS)を中心に10~20代に好評で、店舗によって発売直後に完売となる例もある。高齢化が進む中、コンビニは韓国コスメを武器に若年層の取り込みを図ろうと躍起だ。  セブン―イレブン・ジャパンは今年春、韓国の化粧品ブランドCLIO(クリオ)が手がける「twinkle pop(トゥインクルポップ)」の商品を発売した。千円程度の口紅やアイシャドーなどを複数の色で展開し、SNSを中心に話題となった。  国内ブランドの化粧品は既に販売していたが、韓国コスメが加わったことで、化粧品の売り上げは急増した。  ローソンも昨年春、韓国の化粧品ブランド「rom&nd(ロムアンド)」と共同開発した商品を発売。通常1500円~3千円帯のサイズを3分の2程度にして、千円程度で展開したことで「お試し買い」でも求められた。2カ月分を想定した30万個が3日で完売し、一部店舗では即時に売り場からなくなった。


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