山口フィナンシャルグループ(FG)が2日発表した2024年4〜6月期の連結純利益は前年同期比31%増の115億円だった。企業向けの融資が好調で貸出金利息が伸びたことに加え、有価証券利息配当金も増加したことが寄与した。

本業のもうけを示すコア業務純益(除く投資信託解約損益)は2.2倍の222億円だった。山口銀行やもみじ銀行など傘下の3行を合算した中小企業向けの貸出金残高は4%増の5兆3564億円だった。

25年3月期については業績見通しを据え置いた。山口FGでは「景気動向などを慎重に見極めたい」(総合企画部)としている。

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