1日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=149円台前半を付けた。3月以来、約4カ月ぶりの円高水準。  午前10時現在は前日比1円47銭円高ドル安の1ドル=149円43~46銭。ユーロは1円44銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円79~84銭。  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が7月31日の記者会見で、9月の利下げ実施を示唆した。日米の金利差縮小が意識され、ドル売り円買いが先行した。  市場では「日銀が今後の追加利上げを否定しなかったことも円買い材料になっている」(外為ブローカー)との声があった。


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